子どものスポーツ障害は大人の責任です
子どものスポーツ障害を考える上で重要なことは、発育・発達の過程について特性を理解していることです。
障害の原因は、使いすぎ(オーバーユース)、間違った使い方(ミスユース)、過度な負荷(オーバーロード)が要因となります。
子どもたちは自分達では判断ができません。
周りでサポートする指導者や両親がしっかりとして管理、助言してあげることで障害は減少できます。
そこで、子ども発育発達の特徴について考えていきます。
まずは幼時期の特徴についてです。
幼児期の特性は脳神経系の発達が著しい時期です。 子どもは身体を動かすことで達成感や楽しい、嬉しい、褒めて貰いたい、認めてもらいたいという欲求があり、それを認めてもらう事が自信ややる気につながります。
運動を通じて自身や運動をする動機が高まることを運動有能感といいます。
幼児期は楽しいからいっぱい遊び、遊ぶ事で発達していきます。
大人は子どもたちが遊べる環境を作ってあげることが大切です。
あれは危ない、これはダメなど過度に危険を排除してしまうと子供が挑戦する機会を奪ってしまいます。
ただ、明らかに危険な行為は管理してあげること必要があります。
課題の難易度はギリギリ成功するラインが一番良いとされ、簡単すぎても難しすぎてもよくないです。
プログラムや課題を調整すためのには発育・発達の過程や特性を把握する事で重油であり、運動神経の向上だけでなく、障害予防に繋がっていきます。
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